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澁谷俊彦学校長が参加する展覧会『「ゆめでは近い旅路」 In a Dream, the Journey Is Within Reach』開催中!

現在、札幌デザイナー学院 澁谷俊彦学校長が参加している展覧会『「ゆめでは近い旅路」 In a Dream, the Journey Is Within Reach』が、北海道東川町 複合交流施設せんとぴゅあⅠギャラリー2にて開催中です。

この展覧会は澁谷学校長の他にも6名の作家さんが参加。立体・平面と幅広く展開された生物(自然物)をモチーフとした作品を鑑賞することができます。

以下、企画者である小林俊哉氏の展覧会コンセプトになります。

私たちが偶然投げ込まれているこの宇宙の広さも時間も「無限」と思われています。しかし私たちがいま知っている「私たちの宇宙」は実際は、私たちが知らない、あるいは、永劫に知りえない「無限の宇宙」のなかの「たった1つ」の宇宙に過ぎないと考えざるを得ないかもしれません。そんな「私たちの宇宙」の始まりから、そして、この地球上に誕生した最初の単細胞から「すべての生物」が長く、長く、広く、広く、生まれ続けてきました。

地球上にいる生物(自然物)はみんな共通の遺伝子を持っていますが、私たち人間とはコミュニケーションが出来ません。しかし、アーティストたちは、共に生きるその生物(自然物)のエッセンスひとつひとつを見つめます。そして、アーティストたちは、内なる極小の宇宙から無限大の宇宙へと想いを巡らせます。宇宙への旅は、私たちの「ゆめの中」ではとても近い存在です。宇宙への入り口は、私たち自身と最も身近にあるものかもしれません。

澁谷学校長の作品

ホワイトコレクション

ブラックボックスシリーズ

澁谷学校長の出展作品コメント

ホワイトコレクションとは、生命循環・共存・共生を主題とした一種の標本作品です。今回はベストセレクション42個に新作モチーフ4種を加えた46個のボックスアートです。アクリルボックスの天板裏面に施された蛍光色面が反射効果で、白いオブジェがほのかな色に染まって見えます。新作オブジェは「アサギリソウ」「白よもぎ」「黒ほうずき」「シルバーデイジー」、そして2022年5月23日に収集して5日後の「タンポポの綿毛」です。ベストセレクションにはフキノトウ、柳、ガガイモ、コウゾリナ、アザミの綿毛、黒ほうずき、とっくりバチの蜂の巣、シュウメイギクの綿毛、チョウノスケソウの綿毛、エゾリスの頭骨など。全ては早春から晩秋まで、自らの手によって採集され、自然のままの姿を保持させています。この作品は日常見過ごされがちな、何気ない足元の自然と人の営みをつなぐデバイス(装置)として媒介することを目的としています。ホワイトコレクションとブラックボックスシリーズを合わせて展示しております。

 

【開催概要】

「ゆめでは近い旅路」  In a Dream, the Journey Is Within Reach
会期 2022年4月29日(金)~5月22日(日)
10:00~17:00(月曜休館)
会場 北海道東川町 複合交流施設せんとぴゅあⅠギャラリー2

 

展覧会の開催は5月22日(日)までです。是非、お立ち寄りください。

 

 

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