澁谷学校長の『Snow Pallet』がイタリアの経済新聞「イル・ソーレ24オーレ」に取り上げられました

ヨーロッパの経済新聞としては第2位の発行部数を誇る「il sole 24 ore(イル・ソーレ24オーレ)」に『Snow Pallet』が大きく取り上げられました。

札幌デザイナー学院 澁谷俊彦学校長の冬のランドアート『Snow Pallet』がイタリアの経済新聞「il sole 24 ore(イル・ソーレ24オーレ)」、12月4日(金)発売のil Sole別冊「How to Spend it」にて紹介されました。

イル・ソーレ24オーレとは?
ミラノに拠点を置くイタリア主要の日刊紙です。ヨーロッパの経済新聞としてはファイナンシャル・タイムス紙に次ぐヨーロッパ第2位の発行部数を誇ります。

 

下記に掲載された翻訳文をご紹介しておりますので是非、ご覧ください。

 


 

これまでと違うクリスマス休暇のための再考案
-冬の魔法あれこれ-
氷のマエストロによる束の間のアートから、テーブルを中心にしたグルメなセレクトまで

 

il Sore 別冊「How to Spend it」を紹介する紙面記事(※以下翻訳文)

2020年のクリスマスは、これまでと違うものになる。
くりかえしそう聞かされ続けて、すっかり待ちわびる気持ちも萎んでいるのではないだろうか。
移動や会合の自由、つまりプレゼント交換やテーブルを囲んで愛情を分かち合うことさえ制約が立ちはだかるかもしれない。しかし、そんな制約がどうあれ、こんどの休暇を再考案するべくイマジネーションを発揮することは今すぐだってできる。
近視眼的な楽観表紙をかざる氷のマンダラは、サイモン・ベックによってサヴォワのマルール湖上に実現した、つかの間の芸術作品だ。綿糸のかわりに雪で織り上げたレースのようでもあり、その模様はすぐに消えてしまうからこそ美しい。
ヨーロッパのアーティストたちが制作している研ぎ澄まされた雪のランドアート作品の数々を見つけに行くには絶好の機会だ。
そうでなければ澁谷俊彦の蛍光色のスノーパレットの魔法を観察しに日本まで行ってみるのもいい。もしくは北極圏まで行けば、オーストラリア人作家ジュリア・アズキによる音の彫刻を聞くこともできるのだ。

 

「How to Spend it」誌 掲載の記事(※以下翻訳文)

つかの間の模様がみせる美しさ。サヴォワからラップランドへ、ヨークシャから日本へ。
冬だから見られる、ほんのつかの間の芸術作品は、時間や天気の移り変わりによって姿を変え、そして消えてゆく。一度みるだけでは足りない。作家たちも雪が降るたびに作り直しているのだから。(文=ルカ・ベルガミン)

澁谷俊彦は、冬の純白無垢をつかって、よりハイブリッドなアプローチをしている。12月初旬から日本の札幌パークホテル中庭で展示されている彼の「Snow Pallet」は、下部に蛍光塗料を塗ったオブジェを用いたプロジェクトだ。
つまり雪が降りつもると、真っ白な雪の上に、そのヴィヴィッドな色が反射してみえるのだ。「自然を意のままにしようとしても、できることは何もありません。私はその前にただひざまずくだけです。このインスタレーションは、1日のうちの時間によって、雪の量や、日光の当たり具合によっても変わっていきます。オブジェの数や、それぞれの高さによっても。つまり、ある種のタイムスケープなランドアートだと思っています」。

 

現在、札幌パークホテルにて開催中『Snow Pallet13』の詳細はこちら!
https://www.sdg.ac.jp/snews/topics/snowpallet13-hokkaido/

澁谷学校長のプロフィールはこちら!
https://www.sdg.ac.jp/school/teacher/shibuya-toshihiko/

 

 

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